新型コロナ 潜伏期・感染可能期間について

現在、新型コロナウイルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第4版まで出ています。

下記は手引きからの抜粋ですが、重要そうなところは太字にしました。

【潜伏期・感染可能期間】
潜伏期は1~14日間であり、曝露から5日程度で発症することが多い(WHO)。発症前から感染性があり発症から間もない時期の感染性が高いことが市中感染の原因となっており、SARAやMERSと異なる特徴である。 
 SARS-CoV-2は上気道と下気道で増殖していると考えられ、重症例ではウイルス量が多く、排泄期間も長い傾向にある。発症から3~4週間、病原体遺伝子が検出されることはまれでない。ただし、病原体遺伝子が検出されることと感染性があることは同義ではない。感染可能期間は発症2日前から発症後7~10日間程度(積極的疫学調査では隔離されるまで)と考えられている。なお、血液、尿、便から感染性のあるSARS-CoV-2が検出されることはまれである。


発症2日前から感染性があります。潜伏期は1~14日です。
誰もが感染する可能性がありえます。
引き続き感染対策をしっかり行いましょう!

2020年12月24日